日本ボクシングコミッション(JBC)の斎藤慎一専務理事は17日、不正経理疑惑などが一部で報じられた安河内剛事務局長について、同専務理事の個人的な調査で不正は見つからなかったことを明らかにした。

 同専務理事は16日に設置を決めた調査委員会で継続調査する方針を示した上で「財団法人として姿勢を正さないといけない。なるべく早く結果を出したい」と話し、処分の可能性も示唆した。安河内事務局長は5月10日から1カ月の休職扱いとなっている。

 調査委では同事務局長の個別事案だけでなく、会計の正確性などを全体的に調査するという。