<キックボクシング:ニュージャパン63キロ契約ワンマッチ>◇21日◇東京・後楽園ホール

 10年K-1

 WORLD

 MAX63キロ級日本トーナメント覇者で、WMCインターナショナルライト級王者の大和哲也(23=大和)が、今年初戦を圧勝で飾った。

 東日本大震災の影響で延期となっていた「New

 Japan

 Blood

 3」大会で、M-1スーパーライト級王者の西山誠人(34=アクティブJ)と対戦。1回開始直後に右ハイキックをヒットさせて主導権を握ると、続く2回に左右のパンチを浴びせて計3度のダウンを奪った。同1分23秒、レフェリーストップによるTKO勝ち。

 K-1MAXで日本王者になって以降、KrushとDynamite!!の2戦で1敗1分けと白星から遠ざかっていただけに、大和は「久しぶりのKOだったし、興奮しました。『K-1の大和』をつくりすぎていた。もう1度、自分を取り戻したかった」と笑顔だった。

 今後はK-1開催に備えて準備を進め、8月には米ロサンゼルスで行われるムエタイの興行に出場する予定。