K-1ヘビー級王者の京太郎(24=チームドラゴン)が、6月19日の全日本両国大会で船木誠勝(42)と対戦、本格プロレスデビューすることが5月31日、都内で発表された。京太郎は昨年2月、新日本プロレスの中邑真輔(31)とエキシビションマッチで対戦。K-1ルールで2分2回を戦った後、プロレスルールで延長の2分1回を戦っている。

 京太郎は「プロレスは幼稚園のころから大好きで、プロレスのリングに上がるのが夢だった。素直に、勝ちたいと思っている」と笑顔を見せた。京太郎と船木は08年に、京太郎の所属するチームドラゴンの道場で、スパーリングをこなしている。京太郎は「船木さんはオーラがあって尊敬している。素晴らしいキックを持っている」。船木は「自分がプロレスを始めたころに生まれた選手とやるときが来た。人生を感じる。いろいろなものを引き出して、プロレスの世界に引き込んで試合をしたい」と話した。