<プロボクシング:東洋太平洋女子スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦>◇6日◇東京・後楽園ホール◇1300人

 東洋太平洋女子スーパーフライ級王者の山口直子(33=白井・具志堅)が、3度目の王座防衛に成功した。同級7位のリアントン・ロングレアーンギラゴラート(18=タイ)と対戦。4回に右ストレートの2連打でダウンを奪うと、5回30秒に左右のフックを浴びせたところでレフェリーが止め、TKO勝ちした。

 今年1月、メキシコでWBC女子世界スーパーフライ級王座に挑戦したが、王者アナ・マリア・トーレスに判定負け。今回が再起をかけた復帰戦だった。ただ、序盤は相手にペースを握られただけに、山口は「内容としては申し訳ないぐらい。次はスカッと勝ちたい」と気を引き締めた。