19日の全日本の東京・両国大会で3冠ヘビー級選手権を戦う王者・諏訪魔(34)と挑戦者・永田裕志(43=新日本)が16日、都内で会見した。永田は「全日本ではいろいろなことが起きてるけど、リング上でいろいろなことを吹き飛ばして、3冠ヘビー級のベルトを腰に巻いて、アンチエイジングを世に広めたい」と、心はすでに全日本のエース気取り。諏訪魔は「対戦相手に不足はない。勝って俺の時代を確立する」と話した。

 ともに決め技は岩石落とし固め。永田は「昔から僕は、これ1本で勝利を収めてきている」とキャリアの違いを強調。諏訪魔は「俺の中では岩石落とし固めは、いつでも出すものじゃない。ここぞと言うときにしか使わない。そこが全日本と新日本の違い。全日本プロレスというものを見せてやる」とこだわりを見せた。