けがのため欠場していた折原昌夫(42)が前日23日に都内で会見し、7月21日のリアルジャパン東京大会(後楽園ホール)で8カ月ぶりに試合復帰することを発表した。昨年11月の試合中に左足のしびれを訴えて中心性脊髄損傷と診断。その後も首の痛みが続くことから検査を受け、骨と靱帯(じんたい)が一体化して神経を圧迫する後縦靭帯骨化症と判明した。

 今年3月に東京・慶大病院でプロレス復帰を目指して手術を受け、療養、トレーニングを積んできた。折原は「ドクターの言うことを素直に聞いていたら、今でも病院のベットに寝ている状態。1週間で退院しましたけど、その時点でドクターは『もう好きにしろ』と(笑い)」。現在は1日5時間のトレーニングで追い込んでいるが「手術前よりもコンディションはいい。自信を持って、復帰したいと申し出ました」と話した。