<K-1:WORLD

 MAX63キロ級日本トーナメント>◇25日◇東京・代々木第2体育館

 昨年準優勝の久保優太(23=DC

 LABA.GYM)が、決勝で卜部功也(21=チームドラゴン)を破り、優勝した。3-0の判定勝ちで完勝、昨年の雪辱を果たした。

 久保は試合開始から積極的に攻めて出た。膝蹴り、ローキックで卜部をけん制してパンチ。前蹴り、ローキックでスリップダウンを奪い精神的に優位に立ち、卜部の足を止めた。

 最終回、卜部はゴングと同時に飛び出し、左右のフックから逆転の糸口をつかもうとしたが、かなわなかった。判定は30-28、29-28、30-28で3-0。昨年涙をのんだ久保が、うれし涙をにじませた。