7月1日にタイ・ハジャイでWBC世界フライ級王座に挑戦する粉川拓也(26=宮田)が28日、タイに向けて出発した。所属ジムの宮田博行会長(44)や担当の小沢英明コンディショニングコーチ(42)らとともに決戦地に旅立った。同級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(33=タイ)は、粉川の尊敬する先輩、内藤大助(36=同)以外の日本人に負けたことがない。「日本人キラー」とも言うべき強敵だが「穴がない王者ですが、自分の持っているものをすべて出せばやれると思う」と意気込んでいた。