7月9日(日本時間10日)米アトランティックシティーで初防衛戦を控えるWBA世界スーパーバンタム級王者の下田昭文(26=帝拳)が28日、最終調整先となる米ラスベガスに向けて出発した。同級1位リコ・ラモス(23=米国)とのV1戦が来週末に迫り、担当の葛西裕一トレーナー(41)らとともに旅立った。

 日本人の世界王者として初めて米国本土で防衛戦に臨む下田は「いよいよだなあと思う。1月の王座奪取からあっという間だった。もっとコンディションも上げていきたいし、ラスベガスでしっかり仕上げる自信はあります」と話した。