7月8日にチャッチャイ・モンソンジム(24=タイ)とのノンタイトル戦(福岡・九電記念体育館)を控える元WBA世界フライ級王者亀田大毅(22=亀田)が30日、東京・葛飾区の亀田ジムで練習を公開した。アマチュア選手を相手に6回のスパーリングを行い、左ボディー、左フックのコンビネーションに加え、強烈な右ストレートも繰り出し、順調な調整ぶりを示した。

 WBAフライ級王座を返上してから2戦目となる。スーパーフライ級に転向し、今回は53・5キロの契約体重で10回戦を行う大毅は「調子はいいっす。フライに比べたら減量は楽。仕上がりも良くなっている」と手応えを口にした。これで試合に向けたスパーリングを打ち上げる予定だという。