石岡沙織(23=空手道禅道会小金井道場)と長野美香(27=CORE)が女子格闘技の世代交代に挑む。「女子総合格闘技ジュエルス15th

 RING」(7月9日、新宿FACE)で石岡は辻結花(36=総合格闘技闇愚羅)、長野は藤井恵(37=AACC)と、ジョシカク界のレジェンドとそれぞれ対戦。2年前に藤井と対戦した石岡と、辻と同じ中京女大(現至学館大)レスリング部出身の長野が1日、初の合同練習を行った。

 報道陣に公開する前からみっちりと練習を重ねていた2人は「一緒に練習することができてモチベーションが上がった」(長野)、「今は追い込みの時期。心が折れてたが、またモチベーションが上がった」(石岡)と充実した表情。長野は「目標は判定」といつも通りの控えめに語りながらも「自分から攻めて燃え尽きるまでやりたい」と意欲を見せ、2度目のパウンドありルールに臨む石岡は「1度目は藤井さんで、2度目は辻さんって怖い(笑い)。KO勝ちしたいし、負けるのもパウンドだと思う」と殴り合いを予告した。

 レジェンドとの対戦に「勝ちたいとは違って、食らいつきたい感覚」とやや弱気な発言の2人だったが「同じ日に(強敵と)戦うので2人で互角に戦いたい」と健闘を誓い合った。