新日本プロレスのIWGPヘビー級王者・棚橋弘至(34)と同インターコンチネンタル王者MVP(37)が6日、東京・野毛の道場で合同練習を行った。18日の札幌大会で、棚橋はジャイアント・バーナード、MVPは矢野通の挑戦を受ける。

 2人はスクワット、腕立て伏せ、スパーリングで汗を流した。最後に近くの多摩川につかり、小林邦明道場長の指導の下、新日本伝統の武具コシティを振り回して鍛え上げた。

 棚橋は「MVPには、矢野に対する秘策を教える。それにしても、すごいパワーをしている。対バーナードのいい特訓になった」。MVPは「棚橋のことは尊敬している。コシティは初めてだけど、WWEでアイアン・シークがつかっているのを見たことがあった。自分はパワーだけでなく、テクニックでも矢野より優れている」と自信を見せた。