今年4月に東京・文京区議に当選した西村修(39=フリー)が8月13日の全日本の東京・後楽園大会でプロレス復帰することを28日、都内で会見して発表した。2月に全日本を退団して、背水の陣で選挙に臨んでいた。今回は1試合のみだが、今後はスケジュール調整をして議員レスラーとしてスポット参戦する。

 西村は「体も精神的な面でも、ようやく見通しが立った。6カ月のブランクがあるが、古き良きレスリングを伝えていきたい」。31日の名古屋大会で諏訪魔(34)の3冠ヘビー級王座に挑戦する愛弟子の真田聖也(23)には「私は3冠王座に挑戦するときは肉断ちをした。今の真田ならできる。夜の世界でも(新日本のIWGP王者)棚橋を超えるくらい勢いがある」とエールを送った。