旧PRIDEヘビー級王者エメリヤーエンコ・ヒョードル(34=ロシア)が29日(日本時間30日)、米イリノイ州シカゴで自らの再起戦に向けた前日計量に臨んだ。30日(同31日)に同地のホフマンエステーツ、シアーズ・センターで開催される米総合格闘技ストライクフォース(SF)でSFライトヘビー級王者ダン・ヘンダーソン(40=米国)とヘビー級ノンタイトル戦に臨む。同日の計量では、ヒョードルが223ポンド(約101・15キロ)、一方のヘンダーソンが207ポンド(約93・89キロ)でパスした。

 ヒョードルは昨年8月、ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)に三角絞めで1本負けし、約9年半ぶりの黒星を喫した。さらに今年2月のSFワールドGPヘビー級トーナメントでもアントニオ・シウバ(ブラジル)にも2回終了TKO負け。敗戦直後は現役引退を示唆したが、一転し現役続行を表明していた。