<プロボクシング:ノンタイトル10回戦>◇30日◇大阪市住吉区民センター

 世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級前チャンピオンで、2月に世界王座返り咲きを逃した名城信男(29=六島)がノンタイトル10回戦の再起戦に臨み、レイ・ペレス(フィリピン)を3-0の判定で下した。

 試合は世界ボクシング評議会(WBC)同級タイトルマッチで判定負けして以来、約半年ぶり。1回から主導権を握って快勝した名城は「いいパンチが入ったし、倒したかった。負けたら終わりは変わらない。決まれば何でも、秋ぐらいにできたら」と次戦を見据えた。