シングル最強を決める新日本の真夏の祭典、「G1クライマックス」の前日会見が7月31日、都内で行われた。

 脳梗塞で倒れた04年大会以来、7年ぶりの出場となる高山善広(44)は「選手の半分くらいは戦ったことのないやつだし、代替わりしている。G1では俺が一番ジジイだから、そういう意味では俺がG1王者だな。会場はちゃんと冷房を入れてくれよ。冷房ないと今度は死ぬからね」と不敵な笑みを浮かべた。

 会見では真壁刀義(38)に「いまだに帝王気取りでいるのかよ。ドクター真壁様が帝王切開してやる」と挑発されたが、高山は「挑発するんなら、俺の目を見て言えよ。そんなに俺のことが怖いのかな」と相手にせず。同じ“外敵勢”の鈴木みのる(43)との決勝を希望し「じゃんけんで(王者を)決められれば最高だね。新日本の人はそれを阻止するように頑張ってほしい」と大暴れするつもりだ。