<新日本:G1クライマックス>◇1日◇福岡国際センター◇4500人

 2年連続優勝を狙う小島聡(40=フリー)が鈴木みのる(43=パンクラスMISSION)との外敵同士の戦いを制した。12分40秒、必殺のラリアットからの片エビ固めで勝った。鈴木の執拗(しつよう)な右腕への腕固め、裸絞め、ゴッチ式パイルドライバーに耐え、最後は右腕ラリアットで勝負を決めた。

 5月に新日本に乗り込んできた鈴木に子分を奪われ、いたぶられ続けてきた。先月18日の札幌大会では一騎打ちに敗れて「あんなやつはフリーじゃない」と罵倒されたが、リベンジを果たした。「この右腕がある限り、必ず優勝する」と話した。