<新日本:G1クライマックス>◇1日◇福岡国際センター◇4500人

 3年ぶり2度目の優勝を狙う後藤洋央紀(31)が、過去3回優勝の天山広吉(40)から10分37秒、後藤式でフォールを奪った。

 かつて付け人を務めていた天山を相手に、真っ向勝負のパワーファイト。ラリアットを打ち合いで力と力の勝負になったが、最後はアナコンダスラム狙いの天山を切り返して3カウントを奪った。

 後藤は「初戦から負けるわけがねえ。完璧な勝利。G1のGは、後藤のG。優勝は必ずもらう」と宣言した。