<プロボクシング:東洋太平洋ミドル級タイトルマッチ12回戦>◇6日◇東京・後楽園ホール◇2000人

 同級王者の佐藤幸治(30=帝拳)が3度目の防衛に成功した。同級9位氏家福太郎(30=新日本木村)の挑戦を受け、序盤から激しい打ち合いを展開。6回途中、ロープ際に追い詰め、左右のフックを連打で浴びせてダウンを奪取。立ち上がった挑戦者に再び連打で攻め続け、そのままレフェリーストップ。同回1分33秒、TKO勝ちで防衛を果たした。

 佐藤は「氏家選手は、とてもやりずらかった。昔よくスパーリングを一緒にやっていて、お互いの成長を確認する試合でした」と口にした。V3防衛に成功した佐藤は20勝(18KO)1敗、負けた氏家は16勝(11KO)9敗1分けとなった。