東日本大震災復興チャリティー興行「INOKI

 GENOME」(27日、東京・両国国技館)に出場するピーター・アーツ(40=オランダ)、ジェロム・レバンナ(38=フランス)の2選手が24日、東京・杉並区のアントニオ猪木道場で練習を公開した。この日、来日したばかりのアーツだったが、ミット打ちなどで精力的に動いて大粒の汗を流した。鈴川真一との対戦に向け「鈴川-レバンナ戦をビデオでみた。ハートも強いし、倒されても立ち上がってきた。自分もベストの試合をして、ハートが強いところをみせたい」と口にした。

 またIGF選手権王者として藤田和之の挑戦を受けるレバンナはミット打ちの後、道場にあったコシティを使って上半身を鍛えた。K-1の番長と言われてきた男は「藤田には寝技に引き込まれるだろうが、ディフェンスはしっかりしてきた」と初防衛に自信をみせた。