WBA世界バンタム級、スーパーフライ級の「ダブル世界タイトルマッチ」(31日、東京・日本武道館)の前日計量が30日、都内のTBSで行われた。2度目の防衛戦に臨むバンタム級王者・亀田興毅(24=亀田)と同級7位の挑戦者ダビド・デラモラ(23=メキシコ)が、ともにリミットの118ポンド(53・5キロ)で1発クリアした。

 スーパーフライ級王者ウーゴ・カサレス(33=メキシコ)と、この日、WBAから同級世界7位に認定された挑戦者の清水智信(30=金子)も、リミットの115ポンド(52・1キロ)で1発パスした。関係者や報道陣に加えて一般ファンも見守った公開計量を終え、亀田興は「調子もええし、リングの上で練習してきたことを出すだけ」と心身ともに準備万端の様子。3度目の世界王座挑戦となる清水も「体調はいいですね。最高の試合をして、三度目の正直でチャンピオンになりたい」と気持ちを高めた。