ボクシングで史上初めて6階級を制覇し、2009年に引退した元世界王者のオスカー・デラホーヤ氏(38=米国)が薬物とアルコールへの依存で自殺も考えたなどと、30日に放送されたインタビューで告白した。

 デラホーヤ氏は「ここ2年、自分の人生はどん底だった。自殺する勇気はなかったが考えていたことは確かだ」と明かした。また妻に対しても不貞だったとし、一時的に別居していたと述べた。現在は悪癖からのリハビリ中で、3カ月間酒と薬物を断っているという。