WBC世界スーパーフェザー級王者の粟生隆寛(27=帝拳)が1日、11月6日に行われる2度目の防衛戦(東京・代々木第2体育館)へ向けて下半身強化に取り組んだ。8月27日から千葉県成田市内のゴルフ場で、所属ジムの選手たちと合宿中。起伏のあるコースを1日20キロ以上走り込んでおり、この日、練習を報道陣に公開した。V2戦でWBC世界9位デビス・ボスキエロ(イタリア)を迎え撃つ粟生は「両足がパンパンです。いいトレーニングができてます」と基礎体力アップに自信をのぞかせた。

 また、8月30日から合宿に参加していた、元WBC世界バンタム級と同フェザー級の元2階級制覇王者の長谷川穂積(30=真正)は、この日が最終日。「気分転換を兼ねて参加した。(再起戦は)まだ何も決まっていないので、今はのんびりしている。年内にできればいいですね」と話した。