ボクシングWBCミニマム級王者の井岡一翔(22=井岡)が台風による被災地を心配した。6日は年末に関西で予定するV2戦へ向けて、大阪市内の所属ジムで本格始動。今月初めの台風12号では、毎回走り込みキャンプを行っている和歌山・白浜などの紀伊半島が大きな被害を受けた。3月の東日本大震災後は救援物資調達に協力したり、義援金100万円を寄付した王者は「心配ですし、そういう機会があれば協力したい」と神妙な表情で話した。

 8月10日の初防衛後は淡路島などで休暇を過ごした。「1日ゆっくりする時間もあったし、海も行ったし。食べられることが幸せやったし、鉄板焼きとかも。遊ぶことに体力使うなら、ゆっくりしたい。どっかでセーブしてました」。自分への“ご褒美”として50万円以上の時計を購入したといい、「練習初めても気持ち良く、楽しく汗をかいていきたい」と大粒の汗を流していた。