ノアの丸藤正道副社長(31)が9日、都内で会見し、シングル最強を決める「グローバル・リーグ戦」を発表した。第1回の昨年はヘビー級限定で高山善広(44)が優勝したが、今年はヘビー級とジュニアヘビー級が混在した戦いになる。

 参加選手は10人以上がA、Bブロックに分かれ、11月5日の東京・ディファ有明大会で開幕。同20日の札幌コンベンションセンター大会で決勝が行われる。高山とヘビー級進出を目指すKENTA(30)ら、新たな戦いが注目される。丸藤副社長は「優勝者にはGHCヘビー級王者へ挑戦する権利が出てくるでしょう。ヘビーとジュニアの境をなくすことで、団体内でも新鮮な戦いが出てくる。ヘビーの選手には、プレッシャーになるでしょう」と話した。

 7月にけがから577日ぶりに復帰し、会場限定参戦中の小橋建太(44)について、丸藤副社長は「僕としては無理はしてほしくない。本人が自分の体のことは、分かっていると思う。無理やりには出なくていい」。4月から欠場中の自身の出場については「まだ、右腕に力が入らない。復帰は12月くらいになると思う」と話した。