WBA世界ミニマム級4位の八重樫東(28=大橋)が28日、世界王座奪取へ「女神のパワー」を受け取った。横浜市内の所属ジムで、10月24日開催の同級タイトルマッチ(東京・後楽園ホール)へ向けた練習を報道陣に公開。王者ポンサワン・ポープラムック(33=タイ)との対戦を踏まえ、パンチの打ち込みやスパーリングなどで順調に調整を重ねた。

 この日は、世界戦を中継するテレビ東京の新人アナウンサーで、元モーニング娘。メンバーの紺野あさ美アナ(24)の直撃取材を受けた八重樫。小学生のころ、空手で札幌市大会で優勝経験がある同アナのミット打ちを目の当たりにし「右ストレートをしっかり打てるので、やっていたんだなと。すごいですね」と刺激を受けた様子。「(世界戦は)次はないラストチャンスだと思うのでベルトを取りにいきたい」と闘志を高めた。

 紺野アナは10月1日からリニューアルする同局のスポーツニュース番組「neo

 sports」(毎週土曜午後10時30分)でレギュラー出演する。