<ノア:ザ・ナビグ・サンデー2011>◇16日◇東京・後楽園ホール

 7月23日に577日ぶりに復帰後、限定参戦を続けている小橋建太(44)が、復帰後初めて弟子のGHCヘビー級王者・潮崎豪(29)と対戦した。佐野巧真(46)とタッグを組んで、潮崎、谷口周平(34)組と対戦。17分58秒に佐野が谷口の原爆固めに敗れたが、小橋は潮崎相手に激しいチョップ合戦を見せた。

 小橋は潮崎相手に、回転揺り椅子固めを37回転、コーナーに押し込んで逆水平チョップ42連発をたたき込み、ハーフネルソンスープレックスを見せた。計79発のチョップを見せた師匠・小橋に対し、弟子の潮崎も計24発のチョップ、トラースキックで対抗して王者の貫禄を見せた。

 小橋は、潮崎のチョップを「強烈だね」と評価。「俺が腎臓がんで欠場したとき(06年)に(チョップを)使えって言ったんだけど、しっかりものにした。自分なりのものを作り上げている。自分もコンディションを上げて頑張っていく」と話した。