23日の全日本の東京・両国大会で3冠ヘビー級王座に就いた秋山準(42=ノア)が24日、次期挑戦者に決定した太陽ケア(35=全日本)と都内で会見した。来月27日のノアの東京・有明コロシアム大会で対戦する。前夜は前王者・諏訪魔(34)との激闘のダメージで祝勝会をパスしたという秋山は「本当にうれしい。GHC(ヘビー級王座)を取ったときもうれしかったけど、また違ううれしさがある。ノアで初防衛戦をやらせていただけて、感謝しています」と笑顔を見せた。

 11年前に秋山が全日本を離脱するまでは同僚として過ごしたケアは「17年間、全日本で選手をしているが、昨日は一番大変な日になった。世界ジュニアがDDT、アジアタッグが大日本、世界タッグがメキシコ、そして最後に3冠ヘビーがノアに流出してしまった。秋山選手のことは、とても尊敬していて、かつてはいろいろなことを教えてもらった。だけど、今はベルトを全日本に取り戻すことが全て。自分の100%で臨んで、最高の戦いをする」と話した。