31日のノアの東京・ディファ有明大会で行われるGHCタッグ選手権の調印式が27日、都内で行われた。王者のジャイアント・バーナード(38)カール・アンダーソン(31)組にとって、2度目の防衛戦。潮崎豪(29)とともに挑戦する谷口周平(35)は、7月の大阪大会で初防衛に成功した王者組に挑戦表明、バーナードに「誰デスカ?」と返される屈辱を味わった。3カ月も待たされて、新日本の外国人コンビから流出した王座を奪回するチャンスがめぐってきた。

 谷口は「気持ちは、ずっとこの試合に向けていた。31日は力を出し切って、潮崎さんにも自分の力を見てもらって勝つ」。潮崎は「この3カ月、自分たちもタッグチームというものを築き上げてきた。王者チームに尊敬の念を持って、たたきつぶす」と言い切った。

 IWGPタッグ王者でもある王者組は現在、新日本のG1タッグリーグに参戦中。バーナードは「この3カ月に、谷口選手について勉強してきた。いい選手だし、尊敬している。だけどベルトを持って会場を出るのは自分たちだ」。アンダーソンは「自分たちがベストのタッグチームであることを証明する」と話した。