今年の大みそかにボクシングのダブル世界戦(日刊スポーツ後援)が開催されることが30日、発表された。WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(31=ワタナベ)が、同級暫定王者ホルヘ・ソリス(32=メキシコ)と王座統一戦、またWBA世界フェザー級10位の細野悟(27=大橋)が、同級王者セレスティノ・カバジェロ(35=パナマ)に挑戦することが決定。試合会場は横浜文化体育館が予定されている。2人は同日、ダブル世界戦をゴールデンタイムで生中継するテレビ東京で記者会見に臨んだ。

 今年1月の三浦隆司戦以来となる防衛戦に臨む内山は「久しぶりとなる10カ月ぶりの試合。大みそかをボクシングで盛り上げたい」と意気込んだ。また昨年1月以来となる2度目の世界挑戦を迎える細野は「必ずチャンピオンになります」と口にした。