12月7日、大阪府立体育会館で亀田祭りを控える亀田3兄弟は3日、スパーリング合宿のためにフィリピンに向けて出発した。WBA世界バンタム級王者の亀田興毅(24)、元WBA世界フライ級王者の大毅(22)、WBC世界バンタム級9位の和毅(20=すべて亀田)がそろって離日。フィリピンでは約10日間、スパーリングなど実戦を中心としたメニューを消化する予定となっている。

 同日に同級12位マリオ・マシアス(26=メキシコ)との3度目の防衛戦が発表された興毅は「コンディションをつくって帰ってきたい。バンタム級で自分のボクシングがしたい。できる限りのボクシングをしたい」と口にした。また和毅も同日にWBCバンタム級22位エドゥアルド・ガルシア(31=メキシコ)と55キロ契約10回戦で対戦することが決まり「名前のある選手やし、今回は重要な試合」と位置づけた。また対戦カードが正式決定していない大毅も「きっちり仕上げてきたい」と話した。