IGFの鈴川真一(28)が21日、オランダでの約2カ月間の武者修行を終えて帰国した。同地のキックボクシングジムで格闘技漬けの生活を送り、相手の間合いや打撃に対する防御力をアップ。この日、帰国早々に都内のIGF道場で汗を流した鈴川は「会ったこともない選手たちと、グローブを交えて会話した。キックボクシングはやはり、距離感が大事。レバンナにしろ、アーツにしろ、ガードをしっかりして突っ込んでいけば、難しい相手ではないと思った」とレベルアップへの手応えを口にした。

 鈴川は、IGFとDREAMの大みそか合同興行「元気ですか!!大晦日!!」(12月31日、さいたまスーパーアリーナ)に参戦する可能性がある。「やらせてもらえるのであれば、もちろん出たい。でも、まずは2日の試合をしっかりやってから、大みそかのことを考えたい」と、まずは出場が決まっている12月2日のイノキ・ボンバイエ(東京・両国国技館)に照準を定めて調整するつもりだ。