今年のプロレス大賞選考会が13日、都内で行われ、新日本の永田裕志(43)が敢闘賞に選ばれた。今年の永田はアンチエイジングをテーマに掲げて、新日本でニュージャパンカップ、全日本でチャンピオンカーニバルに優勝した。タイトル奪取こそならなかったが、全日本で3冠ヘビー級王座に、新日本ではIWGPヘビー級王座に2度挑戦した。

 また、G1では勝利の後にナガダンスを踊るなど、年齢を感じさせず、プロレスを世間に向けて発信し続けたことが評価された。02年のベストバウト賞以来9年ぶりの受賞に、永田は「プロレス大賞とは2度と縁がないと思っていたが、リング上で全身全霊かけて戦ったのがよかった」と笑顔を見せた。