<プロボクシング:日本スーパーライト級タイトルマッチ10回戦>◇13日◇東京・後楽園ホール◇1807人
日本同級1位の岩渕真也(26=草加有沢)が、新王者となった。初防衛を狙った同級王者の和宇慶勇二(31=ワタナベ)と対戦。序盤から激しいパンチの応酬を繰り広げると、7回1分34秒、左ストレートから連続した右フックを決めてKO勝ちした。
10年にバイクで乗用車と接触する交通事故に遭い、左膝後十字と右足親指の靱帯(じんたい)を断裂する大けがを負った。「ボクシングはおろか、すべての人生がダメになったような気がした」。だが、それでもあきらめずにリハビリと練習を重ねて復帰。これまでのプロ戦績で1度も勝てず、苦手にしていたサウスポーとの大一番で快勝し、悲願の日本タイトルを手にした。
岩渕は「同じペースで戦っていたら変わらないと思って、相手を揺さぶろうと変化をつけた。チャンスがあったら行こうと。KOで勝てたし、日本チャンピオンになれてうれしい」と笑顔をはじけさせた。
岩渕のプロ通算戦績は18勝(5KO)3敗。敗れた和宇慶は15勝(7KO)4敗1分けとなった。


