IGFのアントニオ猪木会長(69)が18日、北朝鮮から怒りの帰国をした。前日に平壌から北京入りして、この日の午後7時半すぎに羽田に着いたが、税関で30分以上も止め置かれ荷物を全て開けて調べられた。12日の出発時も、全ての荷物を検査された。猪木会長は「行くときは、酒のつまみのイカの薫製まで逆さにして調べられた。友好のために北朝鮮に行っているのに。日本はおかしい。今、どこから指示が出ているのかを調査している」と40分にわたり不満をぶちまけた。

 猪木会長は北朝鮮政府の招きで12日に日本を出発。故金日成主席と故金正日総書記の銅像除幕式、故金日成主席の生誕100周年パーティーなどに出席した。「現場の職員は悪くないけど、バカヤローッ!

 ぶっ殺すぞと思った。久しぶりに燃える闘魂に火が付いた」と話した。