日本プロボクシング協会は19日、東京・後楽園ホールで「ボクシングの日」ファン感謝イベントを開催した。ちょうど60年前の1952年5月19日に日本人初の世界王者となった元世界フライ級王者の故白井義男氏(享年80)と、その対戦相手だった故ダド・マリノ氏(米国)のセコンドを務めたスタンレー伊藤氏(88)に特別賞が授与された。会場には伊藤氏、白井氏の登志子夫人(80)をはじめ、歴代世界王者32人が集結した。登志子夫人は「白井は誇りです。5月19日は忘れない日です。主人も天国でボクシングの発展を願って見守っていると思います」と話した。