IGF東京大会(東京ドームシティホール)の前夜祭が25日、都内で行われた。IGF選手権を戦う王者ジェロム・レバンナ(39=フランス)は「名前も聞いた事もないようなヤツと戦うのに出席する必要はない」とコメントを寄せて調印式をボイコット。元WWEタッグ王者の挑戦者アレキサンダー・コズロフ(43=ウクライナ)は「俺に対するリスペクトがない。明日は自分の力を証明してレバンナを倒し王者になる」と必勝を誓った。

 アントニオ猪木会長(69)は「レバンナの欠席は心理的な揺さぶりかもしれない。昔、安田忠夫がレバンナと戦ったときに寅さんの格好で入場して驚かせて、試合に勝った。それだね。明日は観客を満足させる熱い戦いを見せてほしい」と話した。