14日のIGF大阪大会(ボディメーカーコロシアム)で、ピーター・アーツ(41)エリック・ハマー(32)組と対戦する沢田敦士(28)と鈴川真一(28)が4日、都内で公開練習を行った。コーナーに押し込んだ相手に、沢田が頭突き、鈴川がマーダー・チョップを見舞う合体技「傷な!」を披露した。

 5月26日の東京大会では日本人トーナメント決勝を争い、勝った沢田がIGF王者ジェロム・レバンナ(39)への挑戦権を獲得したが、大阪大会では藤田和之(41)が挑戦する。沢田は「日本人トーナメントは通過点でしかない。今、レバンナと戦っても、恥ずかしい思いをするだけ。もっと、力をつけてから挑みたい」。アーツ、ハマー組との戦いを王座挑戦の足掛かりにするつもりだ。「アーツに勝てれば、レスラーとしての幅も広がる。これを選手権へとつながる戦いにしたい」。鈴川は「もし、沢田が行かないのなら、いつでも俺が挑戦する」と話した。