22日のノア両国大会で初のシングル対決をする元IWGPジュニアヘビー級王者・飯伏幸太(30=DDT)と小峠篤司(26)が10日、都内で会見した。飯伏の参戦が決まり、小峠がラブコールを送って対戦が決まった。小峠は「僕が一方的にラブコールを送ったのが、かなってよかった。飯伏選手は天才肌のレスラー、試合が面白くなるかは自分次第だと思う」と話した。

 飯伏は「小峠選手は、明らかにスピードが違う。うまいなと思います。そのスピードに、ちょっとびびってます」。ノアに登場するのは3年ぶり。「出させてもらえて、光栄です。あれから自分も、新日本でベスト・オブ・ザ・スーパージュニアに優勝したり、IWGPジュニアを取ったりして成長したと思っている。それを見せられれば」と自信を見せた。

 小峠は今年4月いっぱいで大阪プロレスを退団して上京、5月1日付でノアに入団した。退団を発表した際には、前途を心配した飯伏からメールで誘いを受けていた。飯伏は「大阪プロレスを辞めて、どうするか分からなかったので、僕がやっている六本木プロレスに誘ったんですが、断られてしまいました。ずっと試合をしたいと思っていました。本当、好きですよ。LOVE!

 です」と、待望の一戦にほおを赤らめた。

 六本木プロレスは、飯伏が個人的に開催しているプロレス。「六本木の怪しいバーとかでやっていて、リングはないです。僕以外の所属は中沢マイケル」と肛門爆破でなじみの変態レスラーの名前を挙げて「多分、小峠さんも、近々入ってくれると思います」と話した。