新日本の10・8両国大会で、デイビーボーイ・スミス・ジュニア(26=カナダ)ランス・アーチャー(35=米国)組の挑戦を受ける、IWGPタッグ王者の天コジこと天山広吉(41)小島聡(42)組が26日、都内で会見した。10月7日から開始される来年の1・4東京ドーム大会のチケット先行発売と、同20日に発売されるブシロードのカードゲーム「キング・オブ・プロレスリング」の遊び方が発表された。

 天コジは、ともに90年代にカナダ・カルガリーに遠征、ブッカーを務める大剛鉄之助氏(70)の下で修業を積んだ。そこで活躍していたのが、今回ハリー・スミスから改名したジュニアの父親の故デイビー・ボーイ・スミスさん(享年39)だった。小島は「95年にカルガリーの大剛さんのところで修業したので、お父さんのことはよく知っている。彼のことも話に聞いていた」。天山は03年にはカルガリーの大剛氏の下で肉体改造を行い、必殺技のアナコンダバイスを身につけた。「そのとき実験台になってくれたのが、17歳でデビュー前の彼だった。今回は違う技で攻略します」と話した。