<プロボクシング:日本ミニマム級タイトル10回戦>◇26日◇東京・後楽園ホール

 王者原隆二(大橋)が、からくも初防衛した。挑戦者の同級1位岩橋裕馬(森岡)は初の10回戦だったが、2回に「警戒していた」という右ストレートを浴びてダウンを喫した。

 その後は左ボディーを軸に反撃したが、一進一退の展開になった。判定は3-0だったが、2人のジャッジが1ポイント差の小差。デビューから無傷の14連勝(10KO)にも「情けない。勝つには勝って次につながっただけ」と肩を落とした。