<WAVE>◇7日◇東京・新木場1st

 RING◇観衆243人

 毎年4月恒例の桜花由美ハッピーバースデーマッチが行われた。

 4月4日生まれの桜花由美(34)は紫雷美央と組み、春山香代子、春日萌花組と対戦。名前に「春」が付く春山とは、この時期の対戦が恒例となっている。春山からは誕生日プレゼントとして、水平チョップを34発を胸板に食らった。手痛いバースデーとなった桜花だが、最後はきっちり、猛虎原爆固めで春日を仕留め、パートナーの美央とともに、自らの誕生日を白星で祝った。

 自身の34歳については「今年はレジーナ王者となって誕生日を迎えることができて、こんな幸せな34歳ってあるのかなって思う。春山さんとは春にばっかり当たるけど、次はぜひこのベルトをかけて戦いたい」と抱負を語った。

 この日は折からの強風で新木場駅にたどり着く電車が一時運行見合わせになるなどハプニングにも見舞われたが、開始時間を延ばし、休憩時間のトークコーナーを試合前に開催するなど、1人でも多くのファンに試合を見てもらおうと運営会社ZABUN代表のGAMIとともに対応。同社専務としての自覚も芽生え、「4月は新年度と言うことで、練習生やスタッフも入ってきたりとWAVEもガラッと陣容が新しくなりました。今年はWAVEがプロレス界のNO・1になりたい」と、団体の飛躍を誓った。