<プロボクシング:東洋太平洋スーパーライト級タイトルマッチ12回戦>◇21日◇東京・後楽園ホール◇1340人

 同級1位の前日本スーパーライト級王者・岩渕真也(27=草加有沢)が判定負けで王座奪取を逃した。

 同級王者・金民旭(26=韓国)に挑戦し、序盤で左フック、右ストレートを浴びて劣勢に立たされた。中盤以降に左ストレート、右フックで反撃し、終盤は壮絶な打ち合いを展開したが、0-3で判定負けした。

 岩渕は「思っていたよりもパンチが出せなかった。相手にはスピードがあった。攻めさせない技術があったと思います」と話した。勝った金は10勝(7KO)1敗、負けた岩渕は21勝(17KO)4敗となった。