7月27日(日本時間28日)に米テキサス州サンアントニオでWBC世界ライト級暫定王座決定戦を控える同級1位の荒川仁人(31=八王子中屋)が16日、都内の所属ジムで国内調整を打ち上げた。

 日本スーパーライト級の林和希と4回のスパーリングを公開し、軽快な動きを見せた。ウエートもリミット(61・2キロ)まで残り4キロまで落ちており、順調な調整を進めている。17日に渡米し、ネバダ州ラスベガスで時差調整。24日にテキサス州に移動し、大一番に臨む。

 同級3位オマール・フィゲロア(23=米国)と完全アウェーで暫定王座を争うことになった荒川は「2年以上前から世界戦に向けてやってきたつもり。テキサスで大暴れしたい」と話した。