<プロボクシング:WBO世界女子ミニフライ級タイトルマッチ10回戦>◇18日◇韓国・ソウル

 挑戦者で元WBA世界ライトミニマム級王者・安藤麻里(25=フュチュール)が、王者ホン・ソヨン(26=韓国)に1-2の判定で敗れた。

 フュチュールジムの松本憲亮トレーナーによると、安藤は1回から積極的に攻め、後半はボディー攻撃で王者を苦しめたという。日本人ジャッジは2ポイント差で安藤が優勢としたものの、韓国人を含む他のジャッジ2人は大差で王者を支持。王座獲得は成らなかった。

 安藤は「アウェーは倒さないと難しい。今後はどんな階級、どんな団体でも世界戦を組んでもらえるなら挑戦したい」と、無念の気持ちを抑えて再起を誓った。戦績は安藤が10勝(5KO)6敗、ホンが9勝(5KO)となった。