IBFミニマム級タイトルマッチ(12月3日・大阪市ボディメーカーコロシアム)で王者の高山勝成(仲里)に挑戦する同級6位のビルヒリオ・シルバノ(フィリピン)が30日、大阪市内で報道陣に練習を公開し「いい試合になると思う。チャンスがあれば早い回でKOしたい」と意気込みを語った。

 この日はシャドーボクシングで軽く体を動かした頬はこけ、やや疲れた表情ながら「減量は順調」と笑顔。左構えの23歳は「スパーリングを120ラウンドほどこなしてきた。台風(30号)で被害にあった方々にささげる試合になる」と表情を引き締めた。