大みそかに東京・大田区総合体育館で8度目の防衛戦を控えるWBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(34=ワタナベ)が24日、東京・五反田の所属ジムで練習を公開した。

 同級4位の金子大樹(25=横浜光)との日本人対決となるV8戦に備え、2回のスパーリングを披露。軽快な動きと破壊力あるパンチを見せつけ、順調な調整ぶりをうかがわせた。

 V8戦を想定し、9月下旬から本格的な練習を開始しており、総スパーリング数も120ラウンドになったという。11年1月の三浦隆司戦以来となる日本人との防衛戦となる。

 内山は「日本人との防衛戦は、日本のボクシングファンも注目するので緊張感が高まります。自分が日本人最強を示したいですし、いつも以上に気持ちも入ります」と意気込んでいた。