13年の第46回日本プロスポーツ大賞が27日に発表され、殊勲賞はWBC世界バンタム級王者の山中慎介(31=帝拳)が受賞した。

 プロボクシング界では00年の畑山隆則以来、13年ぶりの同賞の受賞となった。

 同日に都内のホテルで表彰式に出席した山中は「素晴らしい選手とともに受賞できて光栄です。年間3試合を戦い、ダメージなく戦えたのはうれしい。自分のこだわりであるKOを3試合ともできたことが大きいです」と喜びを口にした。

 大賞を受賞した楽天の田中将大投手とは、前日の報知プロスポーツ大賞の表彰式に続いて顔を合わせた。山中は「2日連続で会って勝手に親近感を持っています。マー君のように来年は米国(ラスベガス)で試合したい」と話していた。