元K-1ファイターで米総合格闘技団体WSOFのレイ・セフォー代表と、WSOFジャパン酒井正和代表(パンクラス社長)が21日、東京・新宿区のホテルで会見を開いた。

 WSOFジャパンは日本人ファイターの窓口となって北米で開催されるWSOF興行に送り出す役目を担う。また同団体の日本大会開催をプロモートする。セフォー代表は「WSOFジャパンは北米に選手を供給してくれる。日本にはいい選手がいる。今は日本の格闘技熱が下がっているが、WSOFジャパンが盛り上げる新しい息吹になると思う」と話した。またWSOFジャパンは10年限りで休止状態にあるSRC(旧戦極)とも提携するという。

 今年4月からパンクラスでも十角形のケージ「デカゴン」を導入し、北米の総合格闘技ルールに統一する酒井代表は「パンクラスはパンクラス、WSOFはWSOFでやっていく。それが相乗効果になればいい。日本の格闘技を元気にしましょう」と話した。