21日開幕のG1クライマックス24大会で、連続出場16回の史上最多記録樹立となる永田裕志(46)が16日、新日本道場で灼熱(しゃくねつ)トレーニングを公開した。ストーブをたき、室温41度となった道場で、縄跳び、ダンベル、スパーリング、キック練習と大粒の汗をかきながら動き回った。

 練習後は、道場にキムチちゃんことカレーを運び込ませ、また汗をかきながら完食。「今年のG1は強行スケジュールだが、それは永田裕志ののぞむところ。西武ドームでの決勝に出るために、あえて非現実的な特訓を思いついた。優勝してアンチエージングを世に広めてやる」と、96年の長州力の44歳を抜く、史上最年長優勝へも意欲を見せた。